物件選びをしていると、よく目にする「旧耐震」という言葉。
ネットでは「旧耐震=買っちゃダメ!」みたいな論調もあるけど…本当にそう?
今回は、“ないけんぼーいず”の目線で、「旧耐震」物件について本音トークします!
そもそも「旧耐震」って何?
- 旧耐震基準:1981年5月31日以前に建築確認を受けた建物。
- 新耐震基準:1981年6月1日以降に建築確認を受けた建物。
旧耐震は「震度5強程度」で倒壊しないことが前提。
新耐震は「震度6強〜7」でも倒壊しないことを目指して設計されてるよ!
絶対に避けるべき?…実はケースバイケース!
✅避けたほうがいいケース:
- 構造がしっかりしていない
- 一般的に強い造りのRC造でも劣化がひどいなどは要チェック!
- 一般的に強い造りのRC造でも劣化がひどいなどは要チェック!
- 耐震補強がされていない
- これは後から行うものなので、マンションの理事会が方針を決めます。
- 耐震診断を行なっている
- これは一見良さそうに聞こえるが、この診断によって×が付いた物件はローンが通らなくなってしまう事も。診断を行っていない物件の方が審査に通りやすい事も多々あります。
- 賃貸向けや投資用で、出口戦略が立てにくい。
- 出口戦略とは、、?→こちらの記事をチェック!
✅狙い目になることもある「旧耐震物件」のケース
一見敬遠されがちな旧耐震物件ですが、実は“狙い目”になるケースもあります。
例えば、、
- 立地が超一等地で、新耐震基準の物件だと手が届かないような場所でも、旧耐震なら予算内で見つかることも。
- 補強工事をすでに行っている物件もあり、「現行の耐震基準を満たす性能」を備えているケースも。こういった物件は住宅ローンの審査にも通りやすく、将来的な売却時にもプラスになります。
- 価格が抑えられている分、その差額をフルリノベーション費用に充てて、自分好みの空間に仕上げることができるというメリットも。
条件がそろえば、旧耐震=避けるべきとは限らないんです。
実際どう判断したらいいの?
- 「築年数」だけでNGにするのはもったいない!
- 重要なのは「構造」「耐震診断の有無」「管理状況」などの中身
- 仲介会社に「この物件、地震のとき大丈夫そう?」って正直に聞いてみよう!
まとめ
旧耐震=NGではない!
“避けるべき”ではなく、“見極めるべき”。
条件が揃えば、むしろ「穴場物件」になることも!
気になる旧耐震、プロ目線でチェックします!
内見希望や相談はお気軽に“ないけんぼーいず”まで👍